あたらしい祭り
お花見。
行ってきました、3年ぶりに開催された地元のお花見スポットでのお祭り。
コロナ前は毎年大勢の人が繰り出し、油断するとすぐ仲間とはぐれそうだった。
飲めや歌えやの大騒ぎ、酩酊する大人たち、アルコールのにおい、トイレの前は行列・・・。
でも今年は違った。
3年ぶりに開催されはしたけれど、まだまだコロナ警戒中で、お祭りも短縮営業です。アルコールも禁止、椅子やブルーシートもダメ。
訪れた人の数も以前よりだいぶ少ない。飲酒を禁止されたせいか中高年はあまりおらず、そのぶん制服を着た高校生らしき若い人の姿が目立った。
そうか、これまで祭りは大人のためにあったんだ。子どもみたいに羽目をはずしたい大人が中心のものだったんだ。
今年はそんな大人があまりいなかったから、地元の祭りが若い子たちの手に移ったように見えた。
屋台の収益はいまいちだったかもしれないけど、学園祭も修学旅行もできなかったかもしれない子たちが、自然に主役になれる場があっってくれてうれしかった。
かえって落ち着いたキレイなお祭りになり、大人のわたしもサクラが楽しめた。
開催してくれた人たち、ありがとう。