タダより高いものはない
先日クレジットカード会社経由で、エステティックサロンから無料お試しの勧誘が届いた。
通常であればこの手のお知らせはスルー。
だって、無料体験のあとには、高額で長期間にわたるプランを、鬼のようにしつこく売ろうとするセールスが待っているはずだから。
そりゃそうだ、サロンにとってはそれが仕事。
利益率よく、定期収入を得るためのキャンペーンなのだから。
しかし、わたしは疲れていた。
癒されたい。買う気はあまりないけど、買わなきゃいけないわけではない。
そう考えてしまった。
そして試して実際気に入らなかったので断った。
断ったけどなかなか引き下がらない。
どうして? どうすれば契約してくれるの? どこをどう設計しなおせばお金出す?
ここまで露骨には言わないけれど、こんな感じで攻めてくる。気持ちはわかる。
気に入らないポイントを言いたくなかったので、ぼやかして断っていたが、是が非でも引き出そうとしてくるので、結局言うしかなくなった。わたしにとっては、「ないわ~」と思うポイントである。
お断りできたことは良かったけれど(納得してくれた)、相手にとってうれしくないコメントを言うことは気が重くできれば避けたい(恋愛かよ)。
しかし無理だった。
対面営業のあり方、わかっているようでもご無沙汰だったから忘れてしまっていたんだろう。
弄んだわけでもないのに、断ればこちらが罪悪感もたされてしまって、結局、タダより高いものはないと思い知る羽目に。
営業は恋愛と同じ
とくに疲れている時は判断が鈍るもの。肝に銘じておこう。
サブスクのお試し無料みたいに「やっぱり要りません」とはいかないね。
「見るだけ」「試すだけ」の類のお誘いであっても、よほど購買意欲が高いときしか試すもんじゃない・・・