手術
手術が終わってから4週間以上経ってしまった。
とりあえず手術の様子。
朝は何も食べないで来院するよう言われていた。これは問題ない。以前の私なら朝ごはん抜き、空腹になるということにすごい抵抗があったけれど、今のわたしは慣れっこだ。半年くらい前にダイエットし、空腹状態はやろうと思えばできることだと知ったからね。
水分もダメですよ、って。え? 水、だめ?
これは参った。空腹は我慢できても、喉の渇き、口の渇きがこれほどしんどいとは知らなかった。
つらい。ただつらい。
これから逃れるために早く手術して~と祈った。
朝、8時半に来院、診察が終わり準備をして、手術室に入ったのは11時を過ぎていた。手術開始は12時の予定だという。
この間ずーっと水なし。寝るしかない。
準備をする看護師さんがテキパキテキパキ。
手術後につける下着類をここに置いて、まず点滴を始める、手術前のトイレのタイミングは声かけるからね、合計3回麻酔するよ、etc...
点滴始めるまで手術台で休んでてねって壁かけテレビをつけてくれた。お料理番組を見ながら次第にうとうと。。麻酔いらないやん( ´∀` )
そのうち点滴(たしか生理食塩水)の準備ができて、看護師さんがわたしの腕に針を刺そうとした。
やっぱりな。。。看護師さん、血管探すの苦労してる。わたしの腕は血管が見つかりづらい。たいていの看護師さんを困らせてしまうのだけど、この日もそういう日らしかった。
両腕を試し、手の甲を探り、、、結局最初の腕に戻ってなんとかセット。ありがとう。ほんとにすみません。
ほっとしてまたうとうと。。あれ、ほんとに麻酔いらんかも(笑)
それからは順調にトイレの時間になって、点滴を押しながら用を済ませ、手術室に戻っていよいよ麻酔が始まった。
点滴から麻酔液が入っていく痛みを感じた。その後の注射はコロナのワクチンよりよっぽどぎゅうっとした痛み。激痛とまでは言わないけどけっこうな大物よ。
ああ、ふわっとなってきた。
使われたのは静脈麻酔というもので、看護師さん曰く、声かければ返事できる感じですよ、とのこと。
次の瞬間、看護師さんに「どうですか?」と聞かれた。
ああ、いよいよオペ始まるのね。
「手術終わって2時間たちましたよー」
え?
「ふわっ」以降、わたしはまったく記憶がない。
うとうとどころか、激・爆睡。
ドクターが入室したのも、ドクターによる局所麻酔もわたしは覚えていない。
まさかの全身麻酔状態。
麻酔の余韻でフラフラしながら着替え、支度を済ませた。(この時点でのどの渇きのことを忘れている。)
手術は滞りなく終わった。
切り取ったものをドクターが見せてくれた。親指のさきっぽくらいの大きさ。
麻酔の影響があるので自分で運転することはできないが、その日のうちに自宅に戻ることができた。
後日、切り取った細胞の検査結果を聞く。悪いものはみつからなかったとのこと。安堵。
先生、ありがとうございます。
わたしは麻酔にかかりやすい体質なのかも。催眠にもかかりやすいかもな( ´∀` )